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本文是博士论文,日本語の情態修飾成分は副詞的修飾成分の一類として、形態的には豊富多様で、それを手掛かりとして情態修飾成分を分析?研究するのは難しいことは従来論じられてきたとおりである。
第 1 章 序章
1.1 本研究の目的と意義
情態修飾成分に関する先行研究を概観すると、主に情態修飾成分と被修飾成分である動詞との意味関係に注目することにより、情態修飾成分の分類を試みてきており、いくつかの優れた研究成果が残っているものの、本研究の第 2章で指摘されるように、これまでの研究でもっとも顕著な問題は、個別的な語彙論的記述に留まり、組織化と体系化に欠ける傾向が見られ、また、体系的に捉えようとするものにも、同列に立てるべきではないものが混在し、分類基準が明確でないことである。その理由もあって、情態修飾成分のカテゴリーに入れられるべきもの、つまり、どのようなものが情態修飾成分に属するかについて、見解が分かれている。そして、下位分類に見落とされる言語現象も存在しており、特に「地元の小学生が倍くらいの人数で遊んでいるのを、 羨ましく見ていた。」や「一茶の墓が寂しく立っていた。」などのように、感情?感覚を表わす感情形容詞の副詞的修飾成分は情態修飾成分において、いかに位置づけられるべきかについては、ほとんど言及されていなかったように思われる。
1.2 本研究の対象と内容
構文において、情態修飾成分の持つ機能は動詞や名詞に比べ、周辺的なものであるという理由もあるし、(1)~(9)から分かるように、日本語において情態修飾機能を持つ成分は形態的には豊富で、複雑で多様な様相を帯びているため、情態修飾成分への十全な記述?分析は非常に難しいと言われている。本研究は、(1)~(9)における下線部のような言語形式を研究対象とし、意味、機能、構文的特徴などの面から日本語の情態修飾成分を体系的に記述?分析しようとするものである。
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第2章 情態修飾成分の構文における位置付け及びその先行研究
2.1 日本語の文の成分
文全体が一まとまりの出来事を表わす存在であるとするならば、その内部に意味的?機能的な構造も備わっているはずである。文の成分に関する分析は、その内部の意味的な構造と機能的な構造を確認することでもある。それは、文全体の理解に深く関わっている。 文の成分をどう捉えるかの問題は、文の本質をどう把握するのか、あるいは文の構造原理をどう考えるのかに関わっていることから、これまでさまざまな見解が示されてきている。『国文学 解釈と鑑賞』では「『文の成分』から文をとらえる―文の分析と理解のために」という特集7も設け、様々な角度から文の成分を検討した。
2.2 情態修飾成分に関する先行研究
本研究は、副詞的修飾成分の一類である情態修飾成分を研究対象に、その全体像を解明しようとするものであるため、先行研究も副詞的修飾成分や情態修飾成分を体系的に研究するものだけを取り上げることにする。具体的に言うと、副詞的修飾成分やその一類である情態修飾成分を体系的に研究する代表として、山田(1908、1936)、北原(1975、1981a、1981b)、仁田(1983a、2002)、矢澤(1983、1985、2000、2006)を取り上げ、これまでの情態修飾成分に関する研究を概観する。 山田(1908、1936)はまず副詞を、その語の意味が下に続く語句のみに関する「先行副詞」と、そのより前に現れた語句の意味を下の語句に連ねて意義上両者を媒介結合する「接続副詞」とに二分し、そして「先行副詞」を、ある文句に先行して、次に来る文句の全体の意義を導く「感動副詞」と、ある語に先行する「語の副詞」とに分けた。また、「用言に属性と陳述の力との二要素の存する事実に並行する」27ことにより、「語の副詞」を、属性の装定をなす「属性副詞」と陳述の装定をなす「陳述副詞」とに大別し、「属性副詞」に「それ自身がある属性概念を具体的に有し」「自ら属性を表し、かねて属性の修飾をなしうるもの」28の「情態副詞」と、「意義として単に程度を表すもので専ら他の属性を表す副詞又は用言に属してその属性の程度を示す用いられるもの」。
第3章 情態修飾成分の定義と種類......... 29
3.1 情態修飾成分の定義.......... 29
3.1.1 修飾とは.............. 29
第4章 様態修飾成分の諸相......................55
4.1 生起相様態修飾成分.......... 55
4.1.1 生起相様態修飾成分の認定.............57
第5章 状態修飾成分の諸相.............. 101
5.1 生起相状態修飾成分........... 101
5.2 過程相状態修飾成分..............104
第 6 章 感情形容詞の副詞的修飾用法
6.1 感情形容詞の特性
日本語の形容詞には、客観的な性質?状態を表わす属性形容詞と、主観的な感情?感覚を表わす感情?感覚形容詞との区別があることが認められている。前者は「大きい、白い、硬い、やさしい、速い」などのように、物や人の性質や状態、動きの様子などを表わすのに対し、後者は「まぶしい、痛い、嬉しい、悲しい、懐かしい」などのように、人間の主観的な感情?感覚を表わすものである。この属性と感情による区別は、単語の意味による形容詞の分類の一種であるが、構文的にも異なる特色が見られ、日本語の形容詞においてきわめて基本的な分類基準である。この二分類に基づく日本語形容詞の分類に関する研究は多く、西尾(1972)、細川(1989)、仁田(1998)、樋口(2001)、森田(2002)などが挙げられる。
6.2 感情形容詞の副詞的修飾用法
このように、感情形容詞の副詞的修飾用法の問題は修飾成分である感情形容詞の連用形と被修飾成分である動詞の問題だけでなく、それに関連する動作主体、感情主体の種類や、人称の問題が複雑に絡んでおり、それぞれ微妙に異なっていることが分かった。そこで、本研究では、感情形容詞の副詞的修飾用法に注目し、感情形容詞と被修飾成分である動詞との関係を感情主体の視点から捉え、その用法に大きく分けて二種の区別のあることを指摘し、その二つの用法の意味と特徴を分析する。さらに、感情形容詞の副詞的修飾用法を事象アスペクトから見れば、どの「相」で働くものかをも論じる。
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第 7 章 終章
日本語の情態修飾成分は副詞的修飾成分の一類として、形態的には豊富多様で、それを手掛かりとして情態修飾成分を分析?研究するのは難しいことは従来論じられてきたとおりである。そこで、本研究は、情態修飾成分を意味的に動詞の表わすコトのサマに指向するもの、動詞に関連する名詞項の表わすモノのサマに指向するもの、及び両者の中間に位置する感情形容詞の副詞的修飾用法と三分する上で、事象アスペクト理論に基づき、日本語の情態修飾成分の概観及び具体的な内実を考察してきた。具体的に言えば、日本語の情態修飾成分とはいかなるものであるか、そのカテゴリーにどのようなものが含まれているのか、情態修飾成分の体系図はどのようになっているのか、動詞といかなる意味的な関係を結ぶのか、動詞との共起条件及びその修飾関係の成立プロセスはいかなるものか、などというものである。
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参考文献(略)
